北海道教育大学教育学部札幌校
化学教室物理化学研究室

 

化学実験(三)
レポートの書き方


 


  1. レポートには、実験題目・実験者名・共同実験者名・実験日・実験目的・実験器具および試薬・実験方法(既に行った事なのだから過去形で記述)・実験結果・考察および課題・感想・参考文献を必ず含めなさい。

     

  2. レポートは自分の言葉でまとめなさい。また、レポートには実験結果だけを書くのではなく、実験で得られた データからどの様にして求めるべき物理量や結論を導出したのか、正しい日本語で論理的に分かり易く記述しなさい。論理的つながりを表す言葉、例えば、

     

    • 「したがって、・・・である。」
    • 「故に、・・・となる。」
    • 「・・・であるから・・・・と言える。」
    • 「・・・なので・・・・である。」
    • 「・・・・ではあるけれども、・・・・なので・・・・として差し支えない。」
    • 「以上の理由から、・・・・と結論出来る。」

     

    といった文を適切な箇所で適切に用いることで、論理的に筋の通った文章を書くことができ、その結果、文章に説得力が生まれる。レポート(report; 報告)は、自分の為だけのメモではなく、読む相手があっての報告である事を忘れてはならない。

     

  3. 計算式中の物理量には、ちゃんと単位をつけなさい。

     

  4. 目的の物理量を計算する際、測定によって決定された量の有効数字が何桁であり、その結果、計算によって導出された物理量は何桁の有効数字を持つのかを常に考えて報告しなさい。レポートには「どのように有効数字の桁数を判断したのか」も記述しなさい。

     

  5. 読む相手が理解しやすいように,データや結果はできるだけ表やグラフで表現しなさい。グラフ・表には、それが何を表したものであるかをはっきりさせるため、タイトルをつけなさい(例:図1 温度と空気の体積との関係)。また、グラフには、縦軸・横軸をちゃんと引き、その軸はどんな物理量を表すのか、またその物理量の単位は何かを明記しなさい。比較のためにグラフを作成するときは,1つのグラフにしなさい(複数の系列のデータを,異なったスケールで複数のグラフにプロットされると“比較”がしにくい)。